「だっせー」

2020-08-31

本日の療育園での出来事。(3歳0ヶ月)

 

大好きなT先生の隣に座って体操をしていた時。

先生がはいているズボンを見て、

コタ「レールみたいねえ」

先生のグレーのズボンの側面には、縦に白い3本の線が入っていた。

私「本当だ。電車のレールみたいだね」

先生「本当だね」

コタ「だっせー!

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

だ…え??

 

 

 

 

 

だっせえ???

 

 

 

 

 

 

 

先生「え~、コタちゃーん、何て言ったの~?かっこいーでしょー?(にこにこ)」

一息遅れて私も、

「コタ、『かっこいい』だよ~」

コタは「だっせー」の意味は分かってないらしく、先生が笑ってくれるのが嬉しくて、きゃっきゃとはしゃいでいた。

 

「だっせー」のやり取りはそこで終わり、何事も無かったように体操は進んだ。

 

 

私は顔では笑いながらも、その後しばらくモヤモヤしていた。

 

 

 

どこで覚えたんだ、そんな言葉。

私、家で言ったっけ?

いいや、言っていない。

コタはまねっこが上手だから、汚い言葉は使わないように気を付けている。

夫か?

いや、夫も汚い言葉は使わないぞ。

 

 

 

…あ!

 

 

 

 

使っていた…!!

 

 

 

 

 

先日、コタが家でテーブルに足を乗っけていた時。

私「コタちゃん、それはカッコ悪い座り方だよ。」

夫「わー、コタかっこわりー。だっせーぞー」

私「そうだよ。だっせー座り方だよ。足下ろそう」

 

こんな会話した。

 

使った。

流れはうろ覚えだが、確かに使った。

 

 

 

コタは、記憶力がいい。

一度言った言葉を覚えていて、後日突然言い出す時がある。

最近では、夫が電話で「印鑑証明書」の話をしていて、

数日後に私が両親に電話をしたとき、

コタは電話口で「いんかんしょーめーしょ」と連呼していた。

 

 

 

STの先生の指導もあり、コタには否定言葉を使わないようにして躾をしている。

なので、「ダメ」の代わりに、「それをしたら悲しいよ」「痛くて悲しいよ」「カッコ悪いよ」等の声掛けをしている。

「だっせー」もそういう風に使った。

 

でも「だっせー」は正しい言葉ではない。

人を不快にさせる言葉だ。

 

コタが言ったのを聞いて、ぎょっとした。

 

 

 

 

改めて、言葉使いには気を付けよう。