昨夜、子どもたちとお布団に入った私は、
ひとり静かに、腹話術師のいっこく堂さんの衛星中継のものまね(「あれ、声が、遅れて、聞こえてくるよ」のやつ)を練習していた。
それを隣で見ていたコタ、
「おかあちゃん、へんなかおしないで、こわい」と泣き出した。
どうやら私の顎がかくかくしていたのが怖かったようだ。
私は「怖かった?ごめんね。もうしないね」となだめたが、
その後コタは30分間、
「…おかあちゃん、へんなかお」
「…へんなかお、こわい」
と、何度も思い出してはしくしく泣いていた。
気軽にやったものまねがこんなに後を引くなんて。
なんか、すごい、ごめん。