私は部屋がきちんと片付けられている状態が好きだ。
几帳面な性格であり、ごちゃごちゃしているのは頭が混乱して気持ち悪い。
きちんと整理され、どこに何があるのか分かる状態になると、脳内がクリアになり、落ち着く。
この時、物量の多い少ないはあまり関係がない。
「どこに何がある」かが「目で見える」ことが大切なのだ。
私の使う棚の引き出しの前面には、中に入っているものの名称が書かれた紙が貼ってある。
何年も使っているので何が入っているかは覚えているのだが、なぜかその紙を剥がすことができない。
おおざっぱな性格の人から見たら、私のやっていることは滑稽に映るだろう。
そんなちまちまメモしなくたって。
この箱にどかっと入れちゃえばいいじゃん。
無駄なことに時間を使ってるな。
そう思うだろう。
私も出来ることなら、おおざっぱに生きたい。
でも、どうしたって頭が混乱するのだから、おおざっぱにはできない。
混乱するのが嫌だから、混乱しない方法を取る。
ゆっくり、丁寧に、整理しながら、行動する。
変な性格だな、嫌だな、と自分で思う。
コタにもこれから、
人から理解されないこだわりや行動が出てくるのだろうか。
私の小さなこだわりとは比にならないくらい、生きにくいものだろうか。
辛いだろうな。