お夕飯に出したなめこのおみおつけ。
コタはなめこをつまんで口に入れ、
味わい、
「ぶろっこりぃ、おいしいねぇ…♡」ととろける笑顔を私に向ける。
いつからか、
どう勘違いしたのか、
「なめこ」を「ブロッコリー」だと思っているようだ。
再三「これはなめこって言うんだよ」と教えているが、
次の日、おみおつけを飲むころにはすっかり忘れているようで、
またなめこの手柄はブロッコリーに持っていかれる。
どうやら一度ブロッコリーだと認識したものはなかなか上書きできないらしい。
なんで間違えて覚えてしまったのだろう。
色も感触も味わいも入っている料理も全然違うのに。
強いて言うなら、
形…が似て、いる…?
ガンバレなめこちゃん。