先日、コタが4歳になった。
お誕生日を迎えるにあたってコタが一番楽しみにしていたのは、誕生日プレゼントである。
プレゼントはコタが自分で選ぶ。
昨年の3歳のお誕生日の時もそうだった。
≪昨年、おもちゃ屋さんにて≫
【自分はプラレールの新幹線「はやぶさ」を選び、夫の分として貨物列車の「金太郎」を買わせて、しれっと2つゲットしようとするコタ】
↓
昨年このはやぶさを買った時から、コタは「コタね、よんさいになったら、こまちかうんだー」と宣言していた。
ちなみに『こまち』とは、はやぶさと連結する秋田新幹線である。
そして、いざ4歳の誕生日。
コタと私ははやる気持ちを押さえ、開店と共におもちゃ屋さんに飛び込んだ。
さっそくプラレールのコーナーへ。
こまちを探すコタ。
見つけられるかな?
そして、「これにするー!」とコタが手に取ったのは…、
…あれ?それ、こまちじゃない…?
ん? ぱ…?
ぱんだっ!!!
まさかのパンダ列車である。
私「え?コタ、それにするの?」
コタ「これにするの」
私「こまちじゃなくて良いの?」
コタ「いいの」
私「でも1年前からこまちにするって決めてたんじゃない?」
コタ「これにするの」
私「あ、ほら。ここにこまちあるよ」
コタ「(チラッと見て)うん」
私「本当にパンダで良いの?」
コタ「いいの」
コタの決意は固いようだ。
私たちはそのままレジへ向かった。
パッケージにお店のシールを貼ってもらい、コタはご満悦でパンダ列車を抱えている。
何はともあれ、コタが満足なら良かった。
「じゃあ帰ろっか」と声をかけようとした瞬間、私はあることに気が付いた。
パンダ列車のパッケージに『専用連結仕様』と書いてある。
『専用連結仕様』?
なんだそりゃ?
私はコタにパンダ列車のパッケージをよく見せてもらった。
すると、衝撃の事実が…!
今コタが持っているプラレールは全て、連結部分がこういう形である。
しかしパンダ列車は、
これが、
こうなる。
つまり、ガチャンと扉が開いて連結できる、スペシャル連結なのだ。
と、言うことは、である。
このガチャンタイプの連結の電車がもう一台無いと、パンダは連結して遊べないよねえー。
コタは、「いーっぱい、れんけつ、するんだーっ!」とスペシャル連結で遊びたくてたまらない様子。
なるほど。だからこのパンダ列車を選んだのか。
という訳で、
パンダ列車と同じ『専用連結仕様』の成田エクスプレスも急きょ我が家の住人となった。
わーい。これで連結できるー。
2つ買うことになってお財布的にトホホな私であるが、いざ自宅で遊ぶ時に「連結できない!」と気付くよりは断然良い。
それに何より、予想外の2つ目をゲット出来てコタが大喜びしている。
年に一度のことだし、まあいっか。
(コタは今年2つ買ってもらえたことをずっと覚えているだろうから、来年も2個買わなきゃいけなそうな気がするけど…、それは今は忘れよう)
その後、自宅に帰ってから夜まで、コタはずーっとパンダ列車と成田エクスプレスで遊んでいた。
そして、お夕飯のパーティーでは唐揚げと自分で選んだくまさんケーキを食べ、終始ご満悦な1日でした。
💘4歳おめでとう!コタ💘
★おまけのコーナー★
主役の座を奪われ哀愁漂うはやぶさ君。