タイミング

2020-09-25

本日の療育園での出来事。(3歳1ヶ月)

 

 

 

今日も4パターンの声かけを実践したのだが、

先生から再度、声かけのタイミングのアドバイスを頂いた。

 

昨日の私のやり方を見て気になったことがあったのだそう。

 

 

 

昨日私は、活動前(例えば朝の会だったら、椅子をテーブルに運んで座った時点)で、

「今はお椅子に座る時間だから、座っていようね」と、声かけをした。

コタは1~2分は座っているが、だんだんそわそわしだし、脱走した。

私はしばらくコタの行動に反応せず、コタが泣きながら戻ってきたときに、「戻ってこられたね」と褒めた。

 

 

 

先生は、「そわそわして離席した時点で、もう一度声かけした方がいい」と言った。

そこで声かけをしないと、最終的に戻ってきて褒めたとき、『脱走して遊んでいたことに対して褒められた』と勘違いする可能性があるそう。

活動前の最初の声かけは子どもはしばらくしたら忘れるので、行動を起こした(=席を離れた)ときに再度声掛けすること重要なのだ。

 

要は、『母の声かけにより戻ってきたら褒められた!』と思わせること。

 

 

 

そうだった、と思った。

『脱走に反応しない』ということを意識するあまり、声かけを飛ばしていた。

 

 

 

しかし、このタイミングがなかなか難しいのだ。

あまりしつこいと脱走に反応していることになってしまうし。

絶妙なタイミングって、うまく掴めない。

 

 

 

そんなこんなしていたら、お帰りの会の絵本の読み聞かせの時間。

コタは絵本の途中で私の膝をすり抜け、絵本を読んでくれている先生の方へにじり寄った。

 

あ、と思ったが、声を出したら絵本を聞いている他の子に迷惑かな、コタが声かけに過剰に反応して叫んだらもっと迷惑になるな、と考えてしまい、声かけのタイミングを失った。

 

すると先生が私の横にスッと来て、

「今、『コタちゃん、戻ろうか』と声をかけてください」と言った。

私はそれに従い、読み聞かせの邪魔にならない程度の声量で、

「コタ、戻ろうか」と言った。

コタはチラッとこちらを見て、にやにやしながら絵本の先生のひざ元に寝っ転がった。

 

私は再度呼びかけはせず、絵本にだけ反応して「わー」と歓声を上げたり、パチパチ拍手をしたり、絵本をちゃんと聞いている隣のお子さんと笑顔で話したりした。

 

コタは結局戻って来なかった。

私は「次は座っていようね」と声をかけた。

その声かけにはコタは無反応だった。

 

 

 

 

 

難しかったけど、タイミングはなんとなく分かった。

躊躇していたらいけないな。

 

次もがんばろう。

 

 

 

 

 

ああ、先生が専属で私の黒子になってくれたら良いのに。

 

 

 

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ぶたこ

ぶたこ

コタの母。とにかくまるい。知人に『ぶたこちゃんにそっくりー』と豚のシールを貰い、それがきっかけで自分のまるさを自覚する。このブログの書き手。