ビバ第2弾。
子を持つようになってチェーン回転寿司の素晴らしさに気付いたが、
他にもその素晴らしさに気付いたものがある。
それは、子供靴のデザインだ。
コタのお気に入りのスニーカーがある。
トミカから出ている、靴全体をパトカーと見立てたデザインのものだ。
甲の部分は、紐ではなくマジックテープで止めるタイプで、
マジックテープの表側には、フロントガラスと左右のドアと屋根のサイレンの絵が描かれている。
その下のベロの部分にはお巡りさんの絵が描かれており、
マジックテープを外すとお巡りさんが見え、付けるとお巡りさんが隠れる仕組みだ。
コタが自分でそのスニーカーを履くと、
ベロが内側に入りこんでしまったり、マジックテープがしっかりくっついていなかったりする。
その度に、私は
「ぴらぴらのところ(ベロ)、引っ張ってね」
「ベリベリ(マジックテープ)をしっかり付けてね」とコタに言うが、
なかなか通じないし、やりたがらない。
脱ぐ時の「ベリベリをはがしてね」も、同様だ。
しかし、
私が「あれ?お巡りさん、どこかなー?」と言うと、
コタは入りこんでしまったベロを引っ張り出す。
「ドア、バタンしようね」と言うと、
しっかりマジックテープをくっつける。
脱ぐ時も、
「ドア開けて、お巡りさんを見せて」と言うと、
自ら進んでマジックテープを外す。
今まで、
こういうスニーカーのデザインは、子どもが喜ぶための単なる「絵」「飾り」だと思っていた。
でも、喜ばせるためだけではなく、
子どもに正しい靴の履き方を促す目的や、声かけをしやすくする工夫でもあるんだな、と分かった。
いやはや、
恐れ入った。
各メーカーの開発担当者様、
おかげ様でストレスが一つ無くなりました。
ありがとうございます。
今後とも、お世話になります。