2021年4月14日
起床時コタは、
「コタ、ほいくえんじゃなくて、おうちにいたいの。さみしいの」
とお布団の上でしくしく泣いていた。
いじらしい。
可愛い。
切ない。
胸がきゅうっとなる。
がんばれコタ。
と思っていたら、すんなりと出発。
コタは保育園に行くことをちゃんと分かっている。
多少ぐずるが、自分の力で切り替えられる。
コタはこんなに強い子だったっけ?―
家からコタを見送る際も、私は今までは玄関で見送るとコタが寂しがるだろうと思い、窓に隠れてこっそり見送っていた。
でも今日は玄関からはっきり姿を見せて見送った。
コタは車の中から笑顔で私にバイバイしてくれた。
保育園でも、車から園内まですんなりだったそう。
夫はコタに「9時になったら、とと行くね」と前日と同じように前もって伝え、泣いていてもバイバイした。
「保育園の遊びを楽しめているし、泣いているけど大丈夫そう」と夫は言っていた。
私も加配の先生の話からそう思う。
また、夫は「おやつを食べたら、お母ちゃんが絶対に迎えに来るよ」と見通しを伝え、安心させたそうだ。
―さて、今日は担任の先生との面談の日である。
先生が話してくれたコタの様子が以下である。
・初回の給食からみんなと同じように座って食べられた。
(これに関しては先生がとても喜んでいた。きっとコタのような特性のある子にとっては、すごく難しいことなんだろうな)
・遊んでいる時にお友達が入ってくると「ひとりでやりたい」と泣くが、加配の先生が間に入り取り持つと、徐々にお友達がいる空間でも一緒に居られるようになってきた。
・身支度や給食の用意などもひとりで頑張っている。(ロッカーの上などに、そこに入れる物の絵を貼ってくれてある)
・総じて、予想より順調に順応していっている。コタ君はすごく頑張っている。
嬉しいなあ。
コタ、頑張っているんだなあ…。
他には「将来どんな子になってほしいか」「家での具体的な声かけ」などを聞かれた。
私は、「先生がコタのペースに合わせてくれているので、コタもリラックスして楽しんでいるように思う」と先生にお礼を伝えた。
子どもを保育園に通わせるようになって、保育士さんたちは本当にプロフェッショナルなんだなあ、と分かった。
コタがうまく順応出来ているのはすべて先生たちのおかげだ。
本当にありがたい。
このままうまくいき続けると良いな。
≪余談≫
夫曰く、コタは保育園でもズボンをずらしてちんちんを出しているらしい。
コタには「恥ずかしいからやめようね、みんな嫌な気持ちになるよ」と説明し、本人は「わかった、もうしないね」と言っているが、果たして…。
≪保育園に慣れるまで(4/15 保育園9日目)≫に続く。