正論で叱られる・2

親が約束を守らないのは、非常にいけないことだと思う。

 

 

私はようやく起き上がり、コタと話をして自分の非を詫びようと思った。

 

 

すると、寝室を出て行ったと思っていたコタが部屋の隅にいた。

 

 

なにやら私のスマホをいじりながらブツブツ呟いている。

 

 

近づいてみると、「こうすれば起きるかなあ…」とアラームのすべての時間をせっせとオンにしていた。