才能

2020-09-05

歌を顔で刻むー。

 

 

 

何のことか、お分かりだろうか?

 

 

 

いや、きっと分かるまい。

 

 

私もこうして文字にしてみると、何のことだかさっぱり。

 

 

 

「歌を顔で刻む」

 

 

 

これはコタの特技である。

 

 

 

『みーんなのまわりにはー♪とってもすてきなおとがあるー♬さがしましょーみつけましょー♬ほーらたのしいねー♪』という歌がある。

この歌を歌う時、リズミカルな曲調なので、手を叩いたりタンバリンや鈴をならして歌う。

コタはそのリズムを、手拍子などでは無く「顔で刻む」のである。

 

 

 

うーむ、

詳しく書いても分からないな。

 

 

 

とにかくこれがすごく面白い。

私が歌ってコタが刻むのだが、芸風で言うと、いわゆる「変顔」の部類に入る。

リズムの取り方、変顔の強弱、最後の顔の余韻、

すべてにおいてパーフェクトである。

最後の方なんて笑いすぎて歌えなくなるくらいだ。

これはコタの特技、いや、才能と言っても過言ではない。

 

 

 

ううむ、

ますます分からん。

 

 

読んでる方には100%伝わっていないだろう。

 

 

ああ。

自分の文才の無さがもどかしい。

 

 

 

 

 

 

伝えたい。

 

 

あの面白さを。

あの刻み様を。

 

 

きっと彼は、

今夜も刻むだろう。

 

 

どうか伝わってほしい。

 

 

いっそのこと、

 

動画に撮って、全宇宙に公開してしまおうか。