最近蜂に興味を持っているコタ。
「蜂がさあ、人間を刺して人間が死んじゃって人間がかわいそうでしょ。
人間が怒って蜂をスプレーでプシューってやって蜂が死んじゃってかわいそうでしょ。
ぼくは、蜂も人間も、かわいそうじゃなくて一緒に暮らせるようにしたいの。
じゃあどうやったら良いか言ってみて!」
と急に意見を求められた。
コタは蜂との共生を考えているようだ。
この年で両者の目線から物事を考えられるのはすばらしい。
(私は中学生の時に星新一さんの「探検隊」というショートショートを読んで反対側の目線で見ることにようやく初めて気がついた)
さて、質問のそれぞれの回答は、
コタ
「人間の家の近くに蜂が家を作ったら、人間がスプレーで壊すから、その前に女王蜂の家を遠くにお引越しさせてあげる」案
私
「蜂が住んでいる森をこれ以上人間が壊さないで、蜂が住宅地に来なくて良いように環境を整える」案
夫
「蜂同士の会話を理解する装置を作って、人間が蜂の居場所や怒っているかを感知してテリトリーに近づかないようにする」案
妹(4歳)
「ほいくえんでね、Kくんが、はだしであしにさされてね、いたいって泣いてたの。あしながばちっていうの。すごくないてたんだよ!」談
どれが現実的かな。
〈コタ手作り蜂図鑑〉
文字はコタが書いたり夫が書いたり。
ちゃんと生態も書いてある。
「クマバチささない」
クマバチは体が大きくてブンブン言うから怖いけど、おとなしい性格でこちらが何もしなかったら刺さないらしい。
それによく見るとふわふわで可愛い。
それをコタが教えてくれて、だから我が家はみんなクマバチが好きだ。