赤ちゃん返り

2020-09-06

最近のコタは、下の子の行動をよく真似している。

 

「みてー、コタちゃんも、ズリバイ、できるよー」と言って、ズリバイする下の子の後を嬉しそうにズリズリ追いかけている。

下の子が泣くと、自分も同じ体勢になってふえ~んと泣きまねをする。

下の子が私の膝に乗ったら自分もすかさず乗って甘える。そして尻でぐいぐい下の子を私の膝から押し出そうとする。

下の子のおしゃぶりをくわえる。

などなど、

「かまってかまって」の行動が多い。

 

 

 

もしかして…。

これは、世に言う『赤ちゃん返り』ではないかしら。

 

 

コタはいつも下の子を「かわいいね、かわいいね、妹ちゃん、かわいいね」となでなでしてくれて、可愛がってくれる。

だから安心していたが、やはり寂しいのではないか。

 

それが行動に出てきたのではなかろうか。

 

 

 

ネットで赤ちゃん返りのことを調べた。

 

★『赤ちゃん』という存在、それは『何もできない』存在。何もできなくても、無条件に愛情を注いでもらえる。

→お兄ちゃんお姉ちゃん「自分も無条件に愛されたい!赤ちゃんになりたい!」

 

★子どもの赤ちゃん返りは、今の自分に必要なもの(=愛情)を求めるための大切な行動であり、健全な発達過程である。

 

★幼児期に無条件に愛されることで『自己肯定感』が育つ。自己肯定感とは、子どもの健全な成長に一番大切なもの。自己肯定感は0~3歳でつくられ、こころの土台となる。

※『自信』と『自己肯定感』は似ているようで違う。

『自信』は、『○○できるから僕はすごいんだ』という【能力に対する自信】。

一方の『自己肯定感』は、『何もできなくても自分は自分で良い』という【存在に対する自信】。

 

★つまり、赤ちゃん返りは『赤ちゃんのように何もできなくても自分の存在は大切』という『自分の存在価値』を確認したいという子供の気持ちの現れである。

 

★赤ちゃん返りは、単なる『甘え』ではなく『SOS』のサインとも言える。

 

ということが書かれていた。(TOKYO GASウチコト より引用)

 

 

確かに私は、「○○できてえらいね」「○○できてすごいね」という褒め方をよくするようになった。

最近のコタの行動は、「存在」自体を愛してほしいという「SOS」なのかもしれない。

 

 

赤ちゃん返りの対処法として、

★怒らない

★甘えを受け止める

★スキンシップをたくさんする(スキンシップによりオキシトシンというホルモンが分泌され、それは親子の愛着だけでなく『人への信頼感』が育まれる)

★良い声かけ

「よく頑張ったね」⇒今の自分を認めてもらえた!

「ありがとう」⇒僕をちゃんと見てくれている!

 

などが挙げられるそうだ。(TOKYO GASウチコト より引用)

 

 

 

 

コタには、妹ができたことの環境の変化、不満、欲求がたくさんあるのだろう。

 

療育がうまくいかなくなったのも、寂しさの反動なのかもしれない。

 

 

 

療育はしばらく様子見だけど、

自宅でのコタへの接し方を今まで以上に気を付けよう。

甘えを受け止め、やって欲しがることはできるだけやってあげよう。

 

 

 

 

今、

夫がコタのオムツ替えをしている。

コタはふるちんで走り回っている。

「オムツ、はかなーい、やなのー」と叫んでいる。

これも赤ちゃん返りの一種?

これは単なるおふざけかな?

笑っているし。

 

 

とにかく、

がんばれコタ。

ついでに

がんばれ夫。

早くオムツはかせて。