最近のコタは、下の子の行動をよく真似している。
「みてー、コタちゃんも、ズリバイ、できるよー」と言って、ズリバイする下の子の後を嬉しそうにズリズリ追いかけている。
下の子が泣くと、自分も同じ体勢になってふえ~んと泣きまねをする。
下の子が私の膝に乗ったら自分もすかさず乗って甘える。そして尻でぐいぐい下の子を私の膝から押し出そうとする。
下の子のおしゃぶりをくわえる。
などなど、
「かまってかまって」の行動が多い。
もしかして…。
これは、世に言う『赤ちゃん返り』ではないかしら。
コタはいつも下の子を「かわいいね、かわいいね、妹ちゃん、かわいいね」となでなでしてくれて、可愛がってくれる。
だから安心していたが、やはり寂しいのではないか。
それが行動に出てきたのではなかろうか。
ネットで赤ちゃん返りのことを調べた。
★『赤ちゃん』という存在、それは『何もできない』存在。何もできなくても、無条件に愛情を注いでもらえる。
→お兄ちゃんお姉ちゃん「自分も無条件に愛されたい!赤ちゃんになりたい!」
★子どもの赤ちゃん返りは、今の自分に必要なもの(=愛情)を求めるための大切な行動であり、健全な発達過程である。
★幼児期に無条件に愛されることで『自己肯定感』が育つ。自己肯定感とは、子どもの健全な成長に一番大切なもの。自己肯定感は0~3歳でつくられ、こころの土台となる。
※『自信』と『自己肯定感』は似ているようで違う。
『自信』は、『○○できるから僕はすごいんだ』という【能力に対する自信】。
一方の『自己肯定感』は、『何もできなくても自分は自分で良い』という【存在に対する自信】。
★つまり、赤ちゃん返りは『赤ちゃんのように何もできなくても自分の存在は大切』という『自分の存在価値』を確認したいという子供の気持ちの現れである。
★赤ちゃん返りは、単なる『甘え』ではなく『SOS』のサインとも言える。
ということが書かれていた。(TOKYO GASウチコト より引用)
確かに私は、「○○できてえらいね」「○○できてすごいね」という褒め方をよくするようになった。
最近のコタの行動は、「存在」自体を愛してほしいという「SOS」なのかもしれない。
赤ちゃん返りの対処法として、
★怒らない
★甘えを受け止める
★スキンシップをたくさんする(スキンシップによりオキシトシンというホルモンが分泌され、それは親子の愛着だけでなく『人への信頼感』が育まれる)
★良い声かけ
「よく頑張ったね」⇒今の自分を認めてもらえた!
「ありがとう」⇒僕をちゃんと見てくれている!
などが挙げられるそうだ。(TOKYO GASウチコト より引用)
コタには、妹ができたことの環境の変化、不満、欲求がたくさんあるのだろう。
療育がうまくいかなくなったのも、寂しさの反動なのかもしれない。
療育はしばらく様子見だけど、
自宅でのコタへの接し方を今まで以上に気を付けよう。
甘えを受け止め、やって欲しがることはできるだけやってあげよう。
今、
夫がコタのオムツ替えをしている。
コタはふるちんで走り回っている。
「オムツ、はかなーい、やなのー」と叫んでいる。
これも赤ちゃん返りの一種?
これは単なるおふざけかな?
笑っているし。
とにかく、
がんばれコタ。
ついでに
がんばれ夫。
早くオムツはかせて。