2回目の保育園あそびから数日後、冷静になった私のこんな日記があった。
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11月〇日
最近、コタと同レベルでケンカをしてしまう。
3歳と30代の痴話ゲンカ。
先日保育園あそびに行く時も、
コタが靴を履く時の癇癪に本気でイラつき、本気でケンカをしてしまった。
低レベルなケンカ。
何やってんだ私。
ケンカをしたところで、コタに私の言いたいことが伝わることは無い。
むしろ逆効果だと分かっている。
でも、頭に血が上って止められない。
コタの「おかあちゃんやって!」の絶叫と、私の「やだよ!」。
思い出せば思い出すほど、アホ丸出しのケンカ。
ケンカが終わって冷静になって、いつも後悔する。
近くで一部始終を見ていた夫は、私を見て呆れたように笑っていた。
でもそのケンカの後、
私は夫に「ああいう時のコタ、本当にうんざりする」とつい本音を言ってしまったのだが、
夫は「むかつくよね」と笑顔で言った。
同意されないと思っていたから驚いた。
嘘でもなんでも、共感してくれたことに気持ちがすうっと軽くなった。
それはさておき。
何はどうあれ、私は大人。
3歳と怒鳴りあいのケンカはやめよう。
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思えばこの頃(3歳3ヵ月あたり)、コタは色んなことを私にやらせたがった。
自分で出来ることなのに。
「おかあちゃん、やって!」「おかあちゃんが、やるの!」という叫び声が毎日毎日響いていた。
そういや、いつの間にかこの癇癪は無くなった。
いやはや、しんどかったなあ。
また、この時期、コタは私に叱られると「ごめんなさい!もうしませんもうしませんもうしません!」を連呼していた。
完全に「とにかく言えばいい」と思って言っているやつ。
本気で思ってないやつ。
これにもイラッとしていた。
連呼された時、例えば私が「次からは気をつけてね」などとすぐに言えば収まるのだろうが、連呼によって許したと思われたくないので、私は頑なに無視をしていた。
そうすると、コタも頑なに連呼を続ける。
悪循環。
この時期はコタの言動をうまくスルーできず、本気で向き合ってしまい、本当に苦しかった。
随分前のことのように思うが、たった半年前のことなんだなあ。