コタは人との距離感が近い。
病院の受付の方や、保育園に来てくれるボランティアのおばあちゃんなど、初対面の大人の女性に抱き着く癖がある。
保育園のお友達に対してはせず、大人の女性だけにする。
先日保育園の先生にそれを指摘されて、私が病院の主治医に相談したら、
「コタ君は言語理解ができるので、『他人の体にいきなり触れるのはいけないこと』『抱き着くこと、プライベートパーツに触れるのはだめなこと』『好意があるなら言葉で伝えること』を教えていって良いと思います」とのことだった。
なのでこの対応を保育園と家庭とで共有していた。
今日保育園にコタを迎えに行くと、担任の先生が
「今日、コタ君が私に急に抱き着いてきたので、コタ君に『お母さんと何かお話ししなかった?』と聞いたんです。そしたらコタ君、『ぎゅーしたいから、ぎゅーしていい?』って私に聞いてきました。ちゃんと言葉で言えました(^^) なので、『いいよー!言ってくれたら先生もびっくりしないしね!』と言ってぎゅーをしました!」と教えてくれた。
もう涙出そうだった。
私はコタの抱き着きのことはかなり心配していて、
もう「可愛いね」で許されなくなる年齢だし、同年代の女の子たちにやりはじめたらいけないし。
夫は「まだ早いやろ(?)」と気にしてないようだったが、
いくら子どもでも同年代の異性から抱き着かれるって、女の子にしたら嫌な気持ちになるし、怖い。
同性同士でも嫌だと思う。
なので、夫には何度も説明して、対応を共有してもらうことにした。
ちなみに、コタに抱き着く理由を聞いたら、
「だって、あのお姉さんとっても素敵だから」「あのおばあちゃん優しいから」など、好意の気持ちを表現しているようだ。
なので最初はやんわりと「よその人にいきなりぎゅーしたらびっくりしちゃうよ」「ママやととにだったらぎゅーしていいよ」などと声掛けをしていて、
先日上で書いたように「だめなこと」と伝えていいと主治医に言われてからは、前よりもしっかり「NO」と伝えていたのだが、
コタも少しづつ理解してきているのかな。
嬉しいな。
コタが幸せになるのが一番だけど、周りのお友達にも嫌な思いをして欲しくない。
コタの行いで誰かが傷ついたら、本当にもうどうしていいか分からない。
このまま、ゆっくり理解していってほしい。
これ書いている今もほんと泣きそう。