シリーズ~昔の日記を読む~ 第4話:ふんどし

2021-06-26

半年前の日記にこんなのがあった。

 

 

 

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2020年12月10日(コタ3歳4ヵ月)

 

 

 

夫は週に2回整体に通っている。

 

前回、施術をしてくれるおじいちゃん先生に、「次回は足の付け根に針を打ちたいから、ふんどしをはいてきて」と言われたらしい。

 

 

 

おじいちゃんさらりと言うけど、ふんどしなんて持ってないもんなあ…。

 

わざわざ買うのもなあ…。

 

 

 

迷う夫。

 

 

 

 

 

そして今日はその整体の日。

 

 

 

朝の出発前、夫はタオルを何本か結んでお手製のふんどしを作り、パンツを脱いで鏡の前で一生懸命お股につけていた。

 

しかしなかなかうまく出来ない。

 

どうしたって諸々がはみだしてしまう。

 

 

 

コタは「とと、なにしてんのー。ちんちん、かくしてよー」と大笑い。

 

 

 

 

 

数十分の試行錯誤の末、諦めた夫ははみだしたまま出掛けていった。

 

 

 

 

 

夜に夫が帰宅。

 

 

 

整体での様子を聞く。

 

 

 

先生にタオルふんどしをお披露目したら、「そんなんじゃだめだ!」と一喝されたらしい。

 

苦肉の策で、はいていたボクサーパンツをたくしあげ、Tバック状態にしてみた。

 

それを見たおじいちゃん先生。

 

 

 

 

 

「いーじゃん」

 

 

 

 

 

無事、施術してもらうことが出来たらしい。

 

 

 

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なんじゃこの話。