コタと図書館に行った。
私が選んでいる間、コタは長く並ぶ本棚で電車ごっこ。
横目で本棚すれすれを行ったり来たり。
「カタン、キュタン、キュワン、コタン、キトン」
かなりのボリュームで個性豊かな電車音を発するコタ。
ちょっと音量が大きいな、と思ったので、コタにこう言った。
「コタ。図書館は静かにご本を読むところなの。コタが大きい声を出していたら、ご本を読んでいるおじちゃんやおばちゃん、お兄ちゃんやお姉ちゃんが困っちゃうよ」
するとコタは、「へー。そうなんだー」と言い、
「キュタン、キャタン、カタン」と、小さな声で電車ごっこを再開した。
うまくいった!
私は心の中でガッツポーズ。
あえて、
「静かにして」
「しーして」
「大きな声出さないで」
などの、注意はしなかった。
穏やかな声で言うこと、
明るい高い声で言うこと、を心掛けた。
私とコタの双方が落ち着いた状態のとき、
私がしっかり理由を伝えれば、コタは理解できる。
成功例として、夫に伝えよう。
私は本を借り終えた後、コタに
「待っててくれてありがとう」
「静かにしててくれてありがとう」
「コタが静かに待っててくれたから、お母ちゃん本借りられたよ。ありがとう」
と何度も伝えた。
コタは「どういたまって」と言っていた。
あー。
スムーズにいくと嬉しいなー。
ちなみにコタは、「としょかん」のことを「ぱしょかん」と言います。
「ぱ」はどこから連れて来たの?