コタは私と遊ぶとき、
絶対自分ルールでやりたいので、
私が違うやり方をすると怒る。
例えば、おままごとでコタが私を招いてチョコレートをくれるというシーン。
コタの脳内のシナリオは、
『おかあちゃんが からっぽの おさらをみて 「あれ？ ちょこれーと どこいったー？」といって ぼくが うしろから ちょこれーとをだして おかあちゃんが 「わー。こんなところにあったー」と よろこんで たべる』
となっている。
でもそんなの私は分からないもんだから、
何も言わなかったり、別のセリフを言ったり、自分でチョコレート（クレヨン）を持ってくると、
「ちがう！ちがう！ちがうのー！」と、癇癪が始まる。
そうなると楽しいはずのお遊びは地獄絵図になる。
最近は上記のシナリオがコタのお気に入りで、
私は何回もやったので、今はもう完璧にセリフが入っている。
私が自分の理想通りにやるからか、コタはとても楽しそう。
先ほど、
隣の部屋で休日の夫がコタとおままごとをしていた。
さっそく、「ちがう！ちがう！ちがうのー！」と怒られていた。
私は台所で聞いていて、
「やってるやってる」と、にやり。
私は調理中で手が離せなかったので、助けに行けなかった。
夫は自力でがんばっていた。
もう幾日かしたら、
新しいシナリオが生まれるのだろうか。
今しばらくは、同じのを再演し続けてほしい…。