自信を持って

2020-12-22

先日、下の子の10ヵ月健診があり、子育て支援センターへ行ってきた。

コタを夫に任せ、久しぶりの母娘2人での外出だった。

 

 

身体測定と医師の診察を終え、保健師さんとの面談の時間。

下の子の担当の保健師さんは50代後半くらいの方で、初めて会う方だった。

 

 

保健師さんに、「○○(下の子)ちゃんと、児童館や子育て支援センターなどに遊びに行っていますか?」と聞かれたので、

「いえ。上の子の療育の付き添いと、上の子の好きな電車の見える公園に一緒に連れて行くのが多くて、この子のための外出はほとんどありません」と答えた。

 

その流れで、コタの療育の話になった。

 

私は、今日は下の子の健診だし、コタのことは話したくなかったのだけど、聞かれてしまったから仕方がない。

簡潔にコタのことを説明した。

 

 

すると、コタの保健師さんは大きく何度か頷いて、「私の話になってしまうのだけど…」と話し始めた。

 

「私の子も障害があってね。

もう大きくなったんだけどね。

うちも電車が好きだったんですよ。

色んな駅に行って、一緒に電車を見に行って。

ほら、このへん田舎でしょ。

駅員さんにちょっと見せてくださーいって言えば、ホームに入れてくれたり、乗せてくれたりしてね」

 

 

 

…この方のお子さんも障害があるんだ…。

 

 

 

私は、にこにこと話す保健師さんを見た。

 

 

 

保健師さんは、

 

「今は、好きなことを思う存分やらせればいいと思うの。

自分はそうやってきて、今から思えば、そうして良かったと思う。

だから、電車の公園に一緒に行くのは、すごく良いことだと思う。

嫌なことはね、そんなにやらなくていいのよ。

思う存分、楽しいことをやらせてあげて。

今は育てにくくて辛いけどね。

お母さん、それでいいのよ。

自信を持って」

 

と、言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに、

 

心が軽くなった。

 

 

 

 

 

 

 

その後、下の子には申し訳ないが、私はコタの話ばっかりしてしまった。

 

 

 

 

あの保健師さんとお話が出来て良かった。