体力の限界…、

2020-12-28

本日は、コタと電車の見える公園へ。

 

 

 

 

彼との公園遊びは体力勝負である。

 

 

 

 

まず、車で往復2時間半の旅路。

 

そして、公園では、

 

踏切の音が聞こえたら、公園と線路の間の柵へ走って電車を見に行き、

電車が来ないときはジャングルジムでコタと一緒に無限すべり台。

 

コタがすべり台に飽きたら、線路にかかる歩道橋の昇り降りを約2時間。

 

下の子を抱っこしながら遊ぶ私の足は、もはや限界を迎え、

「疲れたから公園のベンチで休憩したいな」という私の願いも、

「ううん、コタ、いーっぱい、あそびたいんだもーん」と可愛く却下され、

 

コタの、

フルスロットルの、

ノンストップの、

エンドレスな公園遊びに、

 

30代の息は上がるばかり。

 

極めつけに、

私がちょっと疲れた顔をしたら、

コタに「おかあちゃん、おこらないでー!」と癇癪を起され、

我が精神もゆっくり蝕まれていく…。

 

 

 

 

 

そして日は傾き、

すでに公園滞在時間は4時間半。

 

 

 

 

 

 

 

「体力の限界…、気力もなくなり、…」

 

 

 

 

 

 

唇をかみしめた千代の富士の顔がまぶたの裏をかすめた頃、

精も根も尽き果てた私は、

禁じ手のチョコレートを使ってコタを車へといざない、

そのまま帰路へ着いたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ…疲れた…

 

コタ、せめて、時々、5秒でいいから、座らせておくれ。

 

そうすれば、

 

お母ちゃん、もっと、がんばれる。