逃避行・その後

2021-02-06

鬱々とした気分から逃れたくて、

勢いだけで決めた海への逃避行。

 

勢いって大事。

 

前回のブログを書いた後、

そのまま子供を車に乗せて高速に乗って、

本当に海に行って来た。

 

 

車内で音楽を大音量で流し、

歌い、

綺麗な山を見つけては歓声を上げ、

車を停めて景色を眺め、

海が見えたらまた歓声を上げ、

コタに「おかあちゃん、なんで、うぇーい、って、いうの?」と聞かれながら、

気ままにドライブを楽しんだ。

 

合計5時間半のロングドライブ。

 

寄り道をしすぎて、

海での滞在時間は20分だったけれど、

 

海鮮丼じゃなくて、ドライブスルーのマックだったけれど、

 

楽しかった。

 

 

 

道中、

コタは何度か「きょうは、でんしゃのこうえんに、いくの?」と聞いてきた。

私が「今日は海に行くから、電車の公園には行かないよ。今度行こうね」と答えると、

コタは特に癇癪を起こさず、それ以上何も言わなかった。

 

コタは勘がいいから、今日はお母ちゃんの遊ぶ日って分かったのかな?

 

でも、

コタもコタなりに、高速道路の長いトンネルを楽しんでいたようだった。

 

 

コタ「おかあちゃん、つぎに、とんねるがあったら、おしえてね」

 

私「分かった。あ、コタ、さっそく次のトンネルが来るよ」

 

コタ「あーっ、とんねるだーっ」

 

私「今度のは長そうだね」

 

コタ・私「(トンネルに入る瞬間)わーっ!!」

 

コタ「おばけが、くるぞーっ」

 

私「たいへんだーっ」

 

コタ・私「(トンネルから出る瞬間)よかったーっ」 

 

 

私たちは、運転席と後部座席で、いつも以上にお喋りをしたと思う。

 

 

 

帰宅後のお夕飯の時、

コタに「今日、何したっけ?ととに教えてあげて」と言ったら、

コタは「えとね、うみに、いったよ」と嬉しそうに答えていた。

 

 

夫に高い高速代を払ったことを白状したら、

夫は「いいやん。そういうの、どんどんやり」と言ってくれた。

 

 

 

夫が理解してくれる人で良かった。