療育園の園長先生から電話があった。
保育園の先生の療育園見学と、単独登園についてのお話だった。
園長先生「保育園の先生の療育園見学についてですが、どうされますか?」
私「…あ。そういえば前に、保育園の園長先生から他の先生と2人で療育園に見学に行きたいってお話がありました。すっかり忘れていました…」
園長先生「そうですか。お母さんがご希望でしたら、こちらから保育園に連絡しますが、どうしましょう」
私「そうですね。…でも、3月の3回の登園日は、2回はリハの日で、1回は卒園式なんです。何も無い日が無いので、どうしようかな…」
園長先生「少し前から登園日少なくされましたもんね。見学は絶対してもらわなければいけないものでは無いのですが…。保育園の先生方とはお話できていますか?」
私「はい。先日1日入園があって、園長先生とお話して、コタの様子も見てもらいました」
園長先生「保育園の先生方にコタ君の様子を見てもらえているなら、無理にこちらで見学しなくても大丈夫ですよ」
私「保育園の先生方とはたくさんお話できています。今までも、4回保育園あそびで見てもらえているし、あと2回あるので、それも行くつもりです」
園長先生「あ。それなら大丈夫ですかね」
私「はい。それと、加配が決まりまして、1対1で付いてくれることになりました」
園長先生「1対1ですか?え、すごい。良かったですね」
私「はい。それで、こちらからコタへどういう風に対応して欲しいかなどの要望はすべて伝えてあります」
園長先生「ああ、それなら安心ですね」
園長先生は、いつもの穏やかな声で『良かった良かった』を何度か繰り返した。
続いて、単独登園について。
私「単独登園も、登園日がリハの日と卒園式の日なのでやれないと言うか、…やらなくても大丈夫ですかね…?」
園長先生「単独登園も絶対やらなければいけないものでは無いですよ。コタ君は保育園あそびで保育園の先生方に慣れる方が大事なので、そちらに重点を置かれた方が良いと思います」
と言うわけで、療育園見学も単独登園もやらないことになった。
さあ、
準備は着々と整いつつある。
まだまだ先のことだと思っていたが、
保育園、いよいよ現実味が帯びてきたぞ。