1月と2月初旬の保育園あそびはお休みをした。
いずれの日も夫が仕事を休めず、私が1人でコタを連れて行かなければならなかったのだが、どうしても行く勇気が出なかったのだ。
その後の2月下旬(5回目)と3月上旬(6回目)の保育園あそびは夫が行ってくれた。
3月上旬の回で保育園あそびのイベントは終了となる。
両日とも当日の日記は残っていなかった。
おかしいな。確か書いたと思うのだけど…。
忘れていたのかな?
…あ。
そういえばこの頃、夫婦史上最大のケンカをしていた。
頭ぐちゃぐちゃぼろぼろだったから、書く暇がなかったのかな…。
それとも、もうどうにでもなれと思っていたから日記を放棄したのかな。
肝心の日の日記は無かったものの、かろうじて2月下旬の回の前夜の日記が残っていた。
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2/25
夜、コタに「明日はととと保育園あそびに行くんだよ」と言うと、コタは「いかない」と言った。
そしてコタは、
「コタはね、よじになったらね、さんさいになるから、おにいちゃんじゃないからね、ほいくえんは、いけないの」
というよく分からない理屈を私の目をまっすぐに見て一生懸命言っていた。
その必死さに思わず笑ってしまった。
明日の朝、大暴れしそうな予感…なので、明日は「保育園あそびに行く」ことは内緒にして外出することに決めた。
そして、今から明日の朝まで「保育園」というワード自体も禁句である。
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読み返すと当時のことが一気に蘇る。
確かにこの頃、コタは「保育園あそび」というワードにアレルギー反応を起こしていた。
車で買い物に行く途中、保育園あそびが行われている支援センターへと続く道を通ると、コタが心配そうに「ほいくえんあそび、いかない?」と聞いてきたこともあった。
この5・6回目の保育園あそびでのコタがどういう感じだったのかは詳しく覚えていない(もしくは夫から聞いていない?)が、多分夫がゆるゆるやってくれたのだと思う。
行ったら行ったでコタは楽しんでいた、というような記憶がある。
「ただいまーっ」と元気に帰ってきていたような。
兎にも角にも、
こうしてコタの保育園の準備体操は終わった。
計6回参加した保育園あそびで、少しはお友達にも慣れてくれただろうか。
そして3月中旬。
保育園から「入園式の前日に個別に保育園見学をしませんか」というお誘いがあった。
一度保育園見学はしていたが、入園式ではその時と教室内の雰囲気がガラッと変わるらしい。
壁の飾り付けと、紅白幕と、たくさん並んだ椅子。
コタが当日パニックにならないようにとの配慮だった。
そしてその時、加配の先生と顔合わせをすることになった。
色々配慮してくれてありがたいなあ。
加配の先生はどんな先生だろう…。
…なんか、
本当に、
いよいよなんだな。
この時、
私はワクワクと不安が半分半分くらいだった。
そしてコタは。
3月末になっても、相変わらず「ほいくえん」は禁句だった。