子育ては結果がすべて。
日中、どんな酷い癇癪に穏やかに対応しても、
夜の一回の癇癪に、溜まったイライラが爆発して怒鳴ってしまったら、
すべて帳消しで「悪い母親」の烙印を押される。
烙印を押す者に、
「子供を愛しているから、怒鳴ってしまった後自己嫌悪で泣く」
という気持ちは、通用しない。
1回の『事実』のみで裁かれる。
自分の感情のままに怒鳴り散らす、悪い母親であると。
愛しているなら、怒鳴らなければいい、と。
逃げ出したくなるけれど、
子供は可愛いから、
自分で育てたいから、
だから苦しい。
本当に逃げられたら、
どんなに楽だろう。
子供を産んでから、
どんどん自分が変わっていく。
どんどん自分が嫌いになる。