保育園に慣れるまで(4/13 保育園7日目)

2021-06-28

2021年4月13日

 

 

 

 

 

朝。

 

 

 

夫は、保育園での別れの際に「コタとの約束の通り納得するまで一緒に居る」か、「先生の言う通りさっと行く」かを、一夜明けても迷ったままであった。

 

やはり「先生と相談しながら、コタの様子を見て決める」のが最善策だろう。

 

 

 

一方のコタは「ほいくえん、いかない」と半べそだったが、癇癪を起すことも無く車に乗り込んだ。

 

昨日のことはそこまで引きずっていないようなので安心した。

 

 

 

 

 

9:15頃、送りを終えた夫がいったん自宅に戻って来た。

 

 

 

今日は「前もって『9時になったらとと行くね』とコタに伝えておいて、9時になったらさっと出て来る作戦」にしたようだ。

 

 

 

なるほど。

 

「約束型」と「さっと型」の中間策か。

 

 

 

コタはずっと、「いかないで」と泣いていたとのこと。

 

 

 

これはもう仕方がない。

 

「あとはコタの頑張り(切り替え)と加配の先生のフォローに任せよう」と夫と話した。

 

 

 

時計は今9:20を指している。

 

 

 

コタはまだ泣いているかな。

 

もう泣き止んで遊んでいるかな。

 

 

 

どうにも泣いている姿が目に浮かんでしまう。

 

 

 

 

 

さて。16:30のお迎えの時間。

 

 

 

園庭で加配の先生と遊んでいたコタは、私に気が付いて「さみしいよー」と抱きついてきた。

 

ひゃっほう。可愛いやないかー。

 

 

 

加配の先生に朝の別れの後のことを聞くと、涙は出るが切り替えはできているとのことだった。

 

周りの状況を理解しているようだ。

 

 

 

また、園では加配の先生が間に入り、お友達とも遊べているとのこと。

 

もちろんやりとりは出来ないが、同じ空間に居られるようになったらしい。

 

すごいなコタ。

 

入園式ではお友達が近くに来ただけで泣いていたのに。

 

 

 

 

 

次は、昨日コタが癇癪を起してしまった下の子のお迎え。

 

 

 

今日は下の子の先生と話をする前に、コタに「妹ちゃんの先生とお話したいから、少し待っていてね」と伝えた。

 

するとコタは、私が話している間ちゃんと静かに待っていてくれた。

 

すごいなあ…コタ。

 

 

 

 

 

帰りの車の中。

 

 

 

コタは、

 

「コタね、ちょっとないちゃったの。とと、いなくなって、さみしいの」

 

と、朝のことを振り返っていた。

 

 

 

 

 

 

 

寂しかったよね、コタ。

 

頑張ったね。

 

 

 

 

 

お母ちゃんなんだか涙が出そうだよ。

 

 

 

 

 

≪保育園に慣れるまで(4/14 保育園8日目)≫に続く。