新型コロナの影響で、我が家の家計は火の車だ。
毎日毎日お金のことを考える生活。
私の就職が決まらなかったら一家は飢え死にだ…と途方に暮れ、1人台所でしくしく泣いていた。
泣いていたら、何故コタに障害があるのだろう、何故コタなのだろう、など考えても仕方のないことまで考え出した。
考えて考えて考えすぎて疲れ果てたら、なんだか踊りたくなった。
1人で「恋のマカレナ」を踊っていたら、台所に夫が来て目が合った。
「何しているの?」と聞かれたので、
「悩みすぎて一周回ったらこうなった」と説明した。
夫は、「そうかぁ…」と言い、
「ぶたこって、0か100やな。50の時って無いの?」と言った。
今はけっこう50のテンションだったけれど、
説明するのも難しいし、
全力で踊っているから信じてもらえないだろうし、
今は踊りたいので曖昧に笑って濁した。
つまり私が言いたいのは、
無音の状態で恋のマカレナを全力で踊れているうちは、
人間、大丈夫だと言うことです。