今朝の朝ごはんのデザートはブルーベリー。
冷凍ブルーベリーだったため、平皿に入れてラップをかけて調理台の上で解凍をしていた。
パンを食べ終えたコタが「でざーと、ちょうだい」と言うので、バタバタしていた私は、ブルーベリーのお皿をラップを外さずにさっとにコタに渡した。
コタは、ブルーベリーの汁がラップに付いてしまっていることに気づき、癇癪を起した。
「なんでついてるのー?!!なんでついてるのー?!!」
ああー…、今日の地雷はここだったかー。
ラップを外してから渡せばよかったー…。
後悔先に立たず。
私は「ごめんね」「嫌だよね」「ラップ外しておけばよかったね」「ラップにブルーベリーがつかないように、これからもっと深いお皿に入れるね」と何度も謝った。
しかしコタは許してくれない。
20分ほど叫び、私を責め、机を叩き、震えながら泣きじゃくる。
私はいい加減うんざりして、「次から気を付けるから」「もー謝ったじゃん。お母ちゃん、これ以上言うこと無いよ」とイライラが出てしまった。
コタの泣き声が更に大きくなる、
いけないと思い、クールダウンのため食卓を出た。
察した夫がすっと対応を代わってくれた。
夫はコタをなだめつすかしつ、10分後、泣き疲れたコタは静かにブルーベリーを食べ始めた。
…やっと収まった。
夫と私は、「やれやれ」という無言のため息交じりの笑みを交わした。
ブルーベリーを食べながらコタは「もうおこってないよ」と言い、
食べ終わった後のお着替えの時、「コタ、さっきないてたねえ」と自身を振り返っていた。
しんどいけど、こういうところは可愛いな。
ごめんねコタ。
次から気を付けるね。