一進一退

2020-09-03

本日の療育園での出来事。(3歳0ヶ月)

 

今日の療育では、昨日の保育開放の疲れが残っていたのか、ずっとだらだらモード。

大好きなT先生の声かけにも反応が悪い。

 

朝の会に使う椅子を持ってこず、遊戯室のお気に入りのマットの上でごろごろごろごろ。

朝の会終わりの椅子の片付けをせず、マットの上でごろごろごろごろ。

サーキット(PT)の後片づけをせず、ごろごろごろごろ。

とにかくごろごろごろごろ。

 

活動中も脱走を試みてそわそわそわそわ。

 

 

今日は、本当に久しぶりに、何度も声かけをして促さないと行動しなかった。

 

 

コタはコタなりに頑張っているのは分かる。

 

 

でも、数か月前の悪夢を思い出してしまう。

 

 

 

数か月前の悪夢とは。。。

 

コタは1歳10ヶ月で療育をはじめ、この9月で通園1年3ヶ月目になる。

ここで療育でのコタの経緯を見ていこう。

 

★1歳10ヶ月~2歳★

「ドキドキ期」

人見知り、場所見知りで大泣き。療育でのすべての活動ができず。一時も私のそばを離れない。

 

★2歳~2歳2ヶ月★

「順調期」

療育にも慣れ、活動がスムーズにできる。ぐんぐん成長。私も療育に行くのが楽しかった。

 

★2歳2ヶ月~2歳9ヶ月★

「お手上げ期」

イヤイヤ期と重なり、癇癪、パニックがひどく、手をつけられなかった時期。

羽交い絞めにして無理矢理活動に参加させていた。

コタは毎回狂ったように泣き叫び、私も行くのが本当にしんどかった。

帰り道は、いつも泣きながら運転した。

朝が来るのが憂鬱で、何度も行くのをサボった。

他の子はどんどん成長しているのに、なんでコタはできないの?!と思っていた。

家でもいつもイライラしていた。

今思い返しても胸が苦しくなる。

(この時の詳しい状況は後日まとめて書こうと思う)

 

★2歳9ヶ月~現在(3歳0ヶ月)★

「光が見えてきたかも期」

療育でのやり方を、「無理矢理」方式から「声かけの工夫」方式に変え、タイミングが合っていたのか、落ち着いて活動に参加できるようになってきた。

 

 

 

とういう経緯がある。

 

つまり、2歳2ヶ月~2歳9ヶ月の「お手上げ期」が、『数か月前の悪夢』なのである。

 

 

今、ようやく落ち着いてきたので、今日みたいに順調に活動できない日があると、

(あの頃のコタにまた戻るのではないか…)

という恐怖と、

(この子は療育すら困難なのか…)

という思いが胸の中をぐるぐる回る。

 

 

 

あ。

 

でも、

「良いところに目を向ける」んだった。

 

だらだらしていたけど、最終的には椅子も片付けたし、おもちゃも片付けられた。

だらだらしていたけど、私の隣でちゃんと活動を見ることはできた。

お友達に「かーしーて」が言えた。

 

コタなりに頑張っていた。

 

 

 

 

療育は、一進一退。

良い日もありゃ悪い日もある。

 

悪夢はどうしたって思い出してしまうけど、

「悪夢」に囚われないようにしよう。