7/27のブログ「分かりあえる人」の続きである。
Kさんとコタの話をする中で、コタの印象やアドバイスなどもたくさん頂いた。
まず、Kさんにコタの療育がうまく行っていないこと、1年半療育に通ったが何が成長したのか分からないことを話した。
Kさんは少し考えて、「○○園(コタの通う療育園)は合う合わないがあるからね」と言った。
やはり療育も施設によって合う合わないがあるんだ。
親が成長を感じないということは、合わなかったのかな。
すっぱり辞める決断が必要だったのだろうか。
もちろん良いところもあった。
OTの先生に相談に乗ってもらったりだとか、お友達と関わったりだとか。
でも悪いところの方が多かったように思う。
少なくとも私はそう感じる。
悪いところの方に目が行き過ぎているのかもしれないが。
療育を受けなかったらどうなっていたかな、と時々考えるけれど、
答えはもちろん分からない。
親が決めなきゃいけないということは分かっているが、
コタがその施設に合うとか合わないとか、客観的な意見を言ってくれる人がいたら良かったな。
もしもっと前にKさんに会ってたら、相談に乗ってくれただろうか。
その他、頂いたアドバイスとして、
①コタが何か出来たら、「○○して、えらいね」と『具体的』に褒める。
例えば我慢が出来たら、「我慢出来て、えらいね」と。
そして、『すぐに』褒めることが大事。
抱きしめるのも良い。
②『コタはレジの人や宅急便の人には自分から話かけられるが、お散歩中に挨拶してくれた人には固まる』
↓
自分から話すのは、見通しが立つから安心するのだろう。
それは『特性』である。
③洗髪など、苦手なことは無理やりさせなくて良い。
他のできることまで嫌がるようになってしまうから。
④コタは、第一印象が強く残る子。
嫌な印象を持ったら、それがずっと残ってしまう。
⑤コタは、環境が整っていればスムーズにできる。
初めての場所(役場の会議室など)で初対面の人がいても、両親が一緒にいて安心できれば(初対面の人が自分の敵ではないと分かれば)、その人の話を聞ける。
だからこそ、保育園で環境を整えてあげることが大事。
社会福祉士さんや保健師さんを通して、保育園にしっかり要望を伝えること。
環境を整えるのは行政の仕事。
お母さんがやらなきゃいけないことではない。
最後の2行の言葉は、本当に安心した。
なんとなく、『自分が保育園にお願いをして無理を言ってコタのために環境を整えて頂く』と感じていた。
でも、言っていいんだ。
それを役場の人は助けてくれるんだ。
本当に心強い言葉だった。