最近コタが私のスマホで写真を撮ることを覚えた。
私が教えた訳では無く、コタがテーブルに置いていた私のスマホを勝手にちょこちょこいじっているうちに、丸いボタンを押すとパシャッとなることを発見したようだ。
被写体は主に自分の芸術作品か好きなおもちゃである。
せっかくなので、今日はカメラマン・コタの写真集をご覧いただこう。
【作品1・高架鉄道】
【作品2・ブロックで作ったイオン】
【作品3・保育園で拾ったモッカの実とお気に入りのばんそうこう】
【作品4・病院の帰りにご褒美で買ってもらったゼリー】
【作品5・ゼリーと新幹線はやぶさ、背後にロープウェイを添えて】
【作品6・妹ちゃんが保育園から借りてきた絵本。新幹線の上に美味しそうなお肉が乗っている。お夕飯にこれ食べたいってお母ちゃんに言ったけど、ぼくんちには無いんだって。今度食べに行こうねえーって約束した】
【作品7・撮って欲しそうだったので一応撮っておいた】
以上である。
こうして今ここに、
時代を切り取る芸術家、カメラマン・コタが誕生したのである―。