昨日だったかな。
コタと下の子と車で帰宅した時。
私はトイレに行きたくて切羽詰まっていた。
アパートの駐車場から玄関までは建物をぐるっと回って行くのだが、
私はなにせ切羽詰まっているもんだから、「コタ、いくよ、はやく、お母ちゃん、もれちゃうよ」と、
コタを急かしていた。
しかしコタは、道路の石ころや排水溝の穴を見ながらのんびり歩いている。
いかんせん、漏れるので。
漏れたら一大事なので。
私は「さきいくよー」と建物を曲がった。
すると、
数秒ほどして、
「うわーーーーーーん」
と泣き声が聞こえた。
慌てて戻ると、
コタが道路で固まって、顔を真っ赤に大号泣をしている。
駆け寄って、
「大丈夫よ、いるよ、お母ちゃん」
「おかあちゃあーーーん」
「こわかったの? いなくなったと思った?」
「こ、こわかったあーーー」
「ごめんね、大丈夫よ、お母ちゃん、どこにも行かないから、大丈夫だから」
「うわあああーーーーん」
大号泣するコタをしばらくなだめてから、
手をつないで自宅へ帰った。
母子分離不安が再燃している。
むしろ前よりひどくなっている。
そういえば、先週の療育でも、私がトイレに行ったら泣きながらついて来ていた。
その後、
コタは3時のおやつを食べ、すぐに上機嫌になった。
そして、
「コタちゃんね、ふえーーんってないたの」
「おかあちゃーん って いったの」
と、先ほどの自分を客観視していた。
コタは、この小さな体で、いっぱいの不安を抱えている。
大丈夫だからね。
が、伝わると良いな。
安心してね。
ちなみに、
私のうんこはセーフでした。
安心してください。