コタが妹を叩いたので「叩くのはいけないよ」と注意をしたら、10分ほど泣き叫んでいた。
それから30分ほど経った後、
コタが涙目で「おかあちゃん、さっきはごめんね」と謝ってきた。
私が「いいよ」と答えると、「おかあちゃんは?」と聞いてきた。
どうやら私に謝ってほしいようだ。
「ん?お母ちゃんはコタに謝るようなことはしていないよ」と言うと、
「だって、さっき、おかあちゃんがぼくをしかったから、ぼく、いやなきもちになったよ!」とコタは言った。
つまり、叱ったことを謝罪しろ、とのことらしい。
「コタを叱ったのは、コタがいけないことをしたからだよ」と言うと、コタはぷんすかして、部屋の隅でなにやらブツブツ怒っていた。
でも、私の言ったことは理解しているようで、私が謝らないことも理解している様子。
きまりが悪そうにこちらをチラチラ見ていた。
そして、しばらく同情を買おうと泣き真似をしたり、「ぼく、かなしい」と甘えてきていたが、
やがて諦めたようで1人で遊び始めた。
小さい4歳の体で、自分の中の色んな感情と戦っているんだなあ…。
いじらしいなあ…。(●´ω`●)