コタに、療育で一緒に遊べるお友達が出来つつある。
お相手は、活発な男の子が多い。
その1人、H君。
H君はコタと同い年で、いつも「かか、しゅきー」と甘えている、お母さん大好きな男の子。
タイプもコタに似ている。
でもコタほど激しくはなく、コタの癇癪をマイルドにした感じ。
いつもにこにこしていて、本当に可愛い。
コタとH君、今日は追いかけっこをしていた。
H君は追いかけられるのが好き。
最初コタがH君を追いかけていた。
しかし、しばらくしてコタは飽きたらしく、1人で廊下で「がたん、ごとん」と電車ごっこを始めた。
追いかけてほしいH君。
何度もコタの前に行き、「わー」と言いながら逃げて誘う。
しかし、コタは1人遊びに夢中で、H君を完全に無視している。
電車ごっこ中の今、コタ自身が新幹線はやぶさなのだ。
もう何も目に入らない。
はやぶさはゆく。
しかしめげないH君。
コタの前に来て誘い続ける。
「追いかけてこないの?」と目が言っている。
はやぶさのコタ。
誘うH君。
がたん、ごとん。
まだまだ誘うH君。
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このターンを何回していただろう。
面白かったのでずっと見ていたかったけれど、
朝の会の時間になってしまった。
残念。