ビバ!回転寿司!

2021-02-26

最近気付いてしまった。

 

チェーン店の回転寿司の素晴らしさに。

 

 

 

 

今まで、我が家はコタを連れて外食に行くとしたら、ファミレス一択だった。

 

しかし、ファミリー歓迎のレストランでも、コタが癇癪を起さないか、叫ばないか、パニックにならないかのストレスは常にあった。

 

それに、ファミレスは意外と隣の座席との距離が近い。

人の目も気になる。

 

また、コタは「おなかすいた」の癇癪がひどいので、「もうすぐ来るよ」となだめても聞かないし、人目があると更に興奮してヒートアップしてしまう。

 

なので、ファミレスに行くだけでも事前準備と覚悟が必要であった。

却って親は疲れていた。

 

そういうわけで、

昨今は、その一択のファミレスでさえも足が遠のいていた。

 

 

 

 

 

しかしある日の夕方、

 

私はリフレッシュ願望地獄から抜け出せず、

矢も楯もたまらず家族を連れて家を飛び出した。

 

 

 

 

飛び込んだ先は回転寿司。

 

 

 

私は半ば投げやりになっていた。

 

 

 

「今日は大人が楽しむんだ。

サイドメニューは調べた。

から揚げがある。パフェもある。

コタが騒いだら、スマホの動画でも見ててもらえばいい。

今日は我らが寿司を食らうのだ。

やってやんよ」

 

 

 

実際こんなことを言ったかどうかは覚えていないが、言っててもおかしくないテンションだった。

 

 

 

 

 

では、

 

ここからは冷静になって、

回転寿司の素晴らしさについて、ひとつづつ挙げていこう。

 

 

 

①豊富なサイドメニュー

 

サイドメニューには必ず子どもの好きなものがある。

ラーメンとから揚げとポテトがあれば、子は黙る。

 

子どもは各々それらを楽しみ、大人はゆっくり寿司を食らう。

子を持つようになって、初めて回転寿司店にラーメンやカレーが存在している意味が分かった。

 

 

 

②人目が気にならない

 

テーブルに仕切りがあり、店内も賑やかだから、コタが多少騒いでもストレスにならない。

 

 

 

③注文がすぐ来る

 

サイドメニューの注文も数分で来るので、子が待っていられる。

 

 

 

④もし注文を待っていられなくても、レーンに流れている物をすぐ与えられる。

 

コタがそわそわし始めたら、流れてきた玉子のお寿司をあげてみる。

コタは食べないが、眺めたり触ったり舐めたりして気は紛れる。

時間稼ぎになればいい。

パニックにならないことが大切なのだ。

 

 

 

 

以上である。

 

 

 

 

 

 

お分かりいただけたであろうか。

回転寿司の素晴らしさを。

 

 

 

 

ん?

今さら気付いたのかって?

 

 

 

 

ええ。今さら気付いたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、

 

最後に、この壮大なプレゼンをこの言葉で締めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ご唱和ください。

 

 

 

 

 

 

ビバ!回転寿司!